認知症とは?症状・種類・原因・介護方法までわかりやすく解説
認知症は、高齢化が進む日本において多くの家庭が向き合う可能性のある身近な病気です。 本記事では認知症の基本知識から症状、種類、原因、介護方法、予防、利用できる介護サービスまでわかりやすく解説します。
この記事でわかること
- 認知症とは何か
- 物忘れとの違い
- 認知症の種類
- 症状や進行
- 介護方法
- 利用できる介護サービス
認知症とは
認知症とは、脳の病気や障害によって認知機能が低下し、 日常生活に支障が出る状態をいいます。
加齢による物忘れとは異なり、出来事そのものを忘れてしまったり、 判断力や理解力が低下したりすることが特徴です。
認知症と物忘れの違い
| 加齢による物忘れ | 認知症 |
|---|---|
| 一部を忘れる | 出来事そのものを忘れる |
| 思い出せる | 思い出せない |
| 生活に大きな支障はない | 日常生活に支障がある |
認知症の主な種類
アルツハイマー型認知症
最も多い認知症で、徐々に記憶障害が進行していきます。
主な特徴
- 物忘れ
- 時間や場所がわからなくなる
- 同じ話を繰り返す
脳血管性認知症
脳梗塞や脳出血が原因となる認知症です。
- 症状に波がある
- 麻痺を伴うことがある
- 感情の起伏が激しくなることがある
レビー小体型認知症
- 幻視
- 睡眠障害
- パーキンソン症状
前頭側頭型認知症
- 性格の変化
- 同じ行動を繰り返す
- 社会性が低下する
認知症の主な症状
中核症状
- 記憶障害
- 見当識障害
- 判断力低下
- 理解力低下
- 実行機能障害
周辺症状(BPSD)
- 徘徊
- 妄想
- 暴言
- 暴力
- 不眠
- 不安
認知症の原因
認知症は老化だけが原因ではありません。
- アルツハイマー病
- 脳梗塞
- 脳出血
- レビー小体病
- パーキンソン病
認知症の進行段階
初期
- 軽い物忘れ
- 約束を忘れる
- 財布をなくす
中期
- 徘徊
- 着替えが難しい
- 料理ができなくなる
後期
- 会話が難しい
- 食事介助が必要
- 寝たきりになることもある
利用できる介護サービス
- 訪問介護
- デイサービス
- ショートステイ
- グループホーム
- 特別養護老人ホーム
家族ができる接し方
- 否定しない
- 笑顔で接する
- 急がせない
- 話を最後まで聞く
- 安心感を与える
認知症予防のポイント
- 運動習慣
- バランスの良い食事
- 十分な睡眠
- 人との交流
- 趣味を持つ
よくある質問
Q. 認知症は治りますか?
完全に治す方法はありませんが、進行を遅らせる治療や支援があります。
Q. 若い人でも認知症になりますか?
65歳未満で発症する若年性認知症があります。
Q. 介護保険は利用できますか?
要介護認定を受けることで利用できます。
まとめ
認知症は誰にでも起こり得る病気ですが、早期発見と適切な介護サービスの利用により、 本人も家族も安心した生活を送ることができます。 一人で抱え込まず、地域包括支援センターやケアマネジャーへ相談しましょう。